長い人生の中、仕事や日常生活で自分にとって不都合な出来事が降りかかってきます。例えば仕事で大きなミスが発覚した、期日までに業務を終わらせる事が出来なかった、お金が無くてカードの支払いが出来ない等、それは大なり小なり様々だと思うのですが、そうした不都合な事実からは、つい目を背けたくなってしまいます。目を背けて無かった事にして、日常を過ごすこともひとまずは出来ると思います。
しかし、目を背けたところで、不都合な事実は常にあなたの横にいます。正面から向き合わない限り常にあなたの不安や焦りの原因になり、ジワジワとメンタルを削っていきます。
私は目を背けた続けた結果、人生結構ハードモードで毎日を生きています。そんな失敗話を元にしたお話をしたいと思います。
不都合な事実から目を背け続けた結果どうなるか
不都合な事実から目を背けると、必ず嘘が産まれます。
その嘘は、更に自分にとって不都合な事実となり、次の嘘が産まれます。
完全に負の連鎖です。そして、それは必ず露呈します。
露呈した嘘は一瞬で周りとの信頼関係を破壊します。特に仕事は信頼関係で成り立っている部分が大きいので、簡単に仕事も失います。友達も失います。
私は仕事のミスなど自分にとって不都合な事実から目を背け続けた結果、嘘をつき多くのものを失いました。 今思えば、メンタル的にも限界だったんだと思います。今もまだ引きずっています。
ですが、冷静に向き合って解決する為に動けば、今の状況にはならなかったはずです。今はもう二度と同じことをしないように、対処法を考えて目を背けないように努力しています。
不都合な事実から目を背けたくなった時の対処方法
この記事を読んでいる方が私と同じような失敗を経験しないように、目を背けたくなった時の対処法を紹介します。
1.目を背けても起きている事実は絶対に変わらないとしっかり理解する。
まずは冷静に事実を見つめて、ちゃんと受け入れる。そして目を背けても無かった事には出来ない。逃げてもいつまでも追いかけてくる事を理解してください。
2.解決できるのか、解決出来ないことか判断する
受け入れたら、その不都合な事実は解決出来るのか、解決できないのか判断します。
例えば、仕事のミスは必ず解決できますし、お金の問題も解決する方法があるかもしれません。
逆に身近な人の死や災害などは、どうやっても解決できません。少しづつでも良いから受け入れるしかないですよね。
3.解決出来る事の場合、自分で解決できるか、他人の協力が出来るか判断する
解決できる場合は、自分一人で解決できるのか、それとも他人の協力が必要か判断してください。
自分一人で解決できるか悩む場合は、恐らく他人の協力が必要だと思います。
悩む原因は、自分のミスを他人に開示するのが、嫌だったり怖いと思うことが理由だと思います。
4.解決の為に動く
自分で解決できる場合は後は実際に動くだけです。
他人の協力が必要な場合は、自分のミスを関係者に開示し、素直に謝罪と協力のお願いをして解決方法を一緒に考えていきましょう。その時、絶対に嘘はつかないでください。嘘をつけばまた新たに不都合な事実が生まれます。
なによりも、嘘をつく人を助けてくれる人はいません。
解決の為の第一歩が踏み出せれば、後はもうなにも怖くありません。 あなたにとって不都合だった事実は、単なる事実に変わっていると思います。
最後に
私の失敗談を元にした記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
偉そうな事を書いていますが、こうして文章として書くことで、過去の失敗という事実を受け入れてこうとしているのだと思います。
同じような失敗をしそうで怖い人、もうすでにしている人の役に立てれば幸いです。 大丈夫です。失敗しても。
受け入れて少しづつで良いから前に進んでいきましょう。
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