“スケジュール管理が苦手”、“人間関係をつくるのが苦手”、“忘れ物が多い”などの悩みにより、日常生活や職場で“生きづらさ”を感じることは少なくないと思います。しかし、そのような困難をしっかりと受け止め、社会の中で生きていくための様々な実践的なアドバイスが詰まった一冊をご紹介したいと思います。
借金玉著の『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』は、あなたの生きづらさを解消する一助になるかもしれません。
おススメする理由①
今回ご紹介する、『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』は、発達障害を持つ方や、同じような悩みを持つ方々に向けて、発達障害を持つ著者が自身の経験を基にした多くの仕事術を詳しく解説した本です。
著者である借金玉さんは、自身が持つ発達障害の特性により様々な“生きづらさ”を経験してきました。自身の特性を客観的に分析し、特性を治すのではなく、特性を受け入れ、自分にあった仕事術を考え出す柔軟なアプローチは、社会の中で生きていく姿勢として、とても参考になると思います。
おススメする理由②
私は、発達障害と診断された訳ではないですが、社会生活の中で“生きづらさ”を感じるようになり、調べていくと、発達障害の方に良く見られる悩みと似ている事に気づきました。
“やるべき事に手が付けられない”、“スケジュール管理が上手く出来ない”、“人間関係の構築が苦手”というような、周りの人達は簡単に出来ているような事が出来なくて、悩んでいました。
そんな中、この本に出会い、少し気持ちが楽になったのです。
この本では、発達障害あるあるの悩みをベースに、著者が今まで経験してきた失敗と試行錯誤の末、身に付けた“仕事術”を惜しみなく紹介してくれています。
人間関係や生活習慣、仕事、またうつ病など様々な場面での、役立つライフハックを紹介してくれていますが、私は特に、「茶番センサー」と「全ての会社は部族である」というお話が、とても参考になり、実生活に取り入れていて、とても役に立っています。
最後に
もし、“スケジュール管理が苦手”、“人間関係をつくるのが苦手”、“忘れ物が多い”などの悩みを抱えている方には、是非一度読んでみてください。
発達障害の方は勿論、発達障害ではない方にも、役立つ情報があります。
もちろん、この本に書かれている事のすべてに共感できる訳では無いと思います。 ですが、1個でも2個でも、あなたの悩みを解決できる仕事術が見つかるかもしれません。
文章も読みやすく、さらっと読めてしまいますので、是非、おススメします。
また、Audibleでも聴くことが出来ますので、そちらで聴いてみても良いと思います。
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