音楽や演技、ラジオパーソナリティなどで幅広い世代から人気を誇る星野源さん。彼のもう一つの魅力に迫るなら、そのエッセイも見逃せません。星野源さんの著作には、彼の独自の視点やユーモア、日常への鋭い洞察が詰まっています。『そして生活はつづく』『働く男』『地獄でなぜ悪い』など、星野さん自身の経験や考え、好きなことや嫌いなことを綴ったエッセイには、読む者を引き込む言葉の数々や親しみやすい文章が心地よく、まるで友達との会話のような感覚にさせます。
私自身も、仕事で悩んだり、忙しくて気持ちが殺伐としてきた時、落ち込んだ時に、なんとなく手に取って読むことが多いのですが、読むと「また頑張ろう!」と前向きな気持ちにさせてくれます。
今回は、そんな星野源さんのおすすめの本をご紹介します。
星野 源とは?
星野源は、日本の音楽家であり、俳優、文筆家として多岐にわたる活動を展開する多才な人物です。1981年1月28日、埼玉県に生まれました。
音楽活動
星野源は、2000年にインディーズバンド「SAKEROCK」のメンバーとして音楽活動を始め、その後ソロアーティストとしても活躍しました。2011年にはアルバム『エピソード』をリリースし、ポップ、ロック、ジャズなど多様なジャンルを融合させた独自の音楽スタイルでファンを魅了しています。
俳優活動
映画、テレビドラマ、舞台で活躍する俳優としても、幅広い役柄を演じて高い評価を得ています。特に『逃げるは恥だが役に立つ』の津崎平匡役や、『MIU404』の志摩一未役などで知られています。
執筆活動
エッセイストとしても活動している星野源は、『そして生活はつづく』『働く男』『地獄でなぜ悪い』などで自身の経験や思索を率直に綴ります。彼のユーモアと親しみやすいスタイルは多くの読者に愛されており、「読むと心が軽くなる」との評判です。
次に、星野源さんのおススメのエッセイを3冊紹介します。
おススメ1:『働く男』
星野源さん自身の仕事や日常生活を通じて感じたことや考えたことを率直に綴っている『働く男』は、彼の内面に迫る一冊。
この本では、星野源さんが日々の仕事に対して抱く情熱や苦悩、喜びや葛藤を生々しく描き出し、彼の人間性や哲学に触れることができます。ユーモア溢れる語り口と親しみやすい文章で、読者は彼の仕事に対する姿勢や価値観に共感し、時には笑い、時には深く考えさせられます。
音楽制作の裏側や俳優業でのエピソード、またラジオパーソナリティとしての体験談など、多岐にわたる彼の活動を通じて、星野源がどのように仕事に向き合い、どのようなモチベーションで日々を過ごしているのか、その一端を垣間見ることができます。
『働く男』は働く全ての人にとって共感できる内容であり、日々の仕事に疲れた時やモチベーションを高めたい時に、読むと元気をもらえる本です。星野源さんの率直で温かい言葉が、前向きな気持ちにさせてくれます。
おススメ2:『いのちの車窓から』
星野源さんが2014年から2016年にかけて執筆したエッセイを集めた『いのちの車窓から』は、彼の人間性や感受性が光る一冊。
音楽家、俳優、文筆家として活躍する星野源さんが、この本で自身の多彩な活動の裏側や日常での思いを率直に綴っています。彼の視点から見た世界は、時にユーモラスでありながら、深い洞察と感動を与えてくれます。
エッセイでは、音楽や演技の現場での舞台裏、プライベートでの出来事、さらには病気や休養期間中に感じたことなど、幅広いテーマが取り上げられています。忙しい日常に追われるすべての人にとって、この本はちょっとした癒しや気づきをもたらしてくれることでしょう。星野源さんの言葉が、忘れがちな大切なことを思い出させてくれるはずです。
おススメ3:『よみがえる変態』
星野源さんの独自の視点とユーモアが満載の一冊、『よみがえる変態』は、2013年から2015年にかけて『GINZA』誌に連載されたエッセイを中心にまとめられています。
タイトルからもわかるように、この本では星野源さんが自身の「変態」的な一面を率直に、そしてユーモラスに語っています。ここでいう「変態」とは、一般的な意味ではなく、彼が独自の感性や視点で世の中を見つめる姿勢を指します。
『よみがえる変態』では、彼の日常生活や仕事、趣味に関するエピソードが、エロも哲学も垣根なく豊富に紹介されています。
星野源さんの飾らない人柄と率直な語り口が魅力で、特に音楽制作の裏側や俳優業での体験談、プライベートでのユニークな出来事などが満載です。ファンならずとも楽しめる内容です。
最後に
如何でしたでしょうか。
とてもおススメできる本なので、是非読んでみてください。
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